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社会人がマラソンにはまる理由

ここ数年、マラソンがブームが続いています。いや、ブームではなくライフスタイルとして定着しているという意見もあります。
都内(特に皇居周辺)で走っている人を見かけることもありますし、最近の東京マラソンの応募倍率が8.9倍だとか・・。

実は私は第1回東京マラソンに参加したのですが、その当時で約3倍の倍率でした。去年は7.5倍だったので、人気はまだ上昇中といったところでしょうか。
さらに私の知る限り、他のマラソン大会もすぐに定員に達してしまいます。
(※基本的に東京マラソン以外は抽選形式ではなく、先着順で受付されます。)
どこにそんなに人がいるのか疑問にさえ感じる今日この頃です。

マラソン人口が増えた理由は、健康指向、有名人の参加、スポーツメーカーのマーケティングの成功、非日常の体験(?)等、いろいろあると思います
私は約9年前(たぶんブームの前)に初めてマラソンを走り、今まで7回参加しました。大体毎年一回走っています。マラソン人口を増やしたいという大きな使命感を持っているわけではありませんが、マラソンが人を魅了する理由について、自分の経験から書いていきたいと思います。
※ちなみにマラソンとはフルマラソン(42.195km)の事を指し、10kmやハーフマラソンを含んでいません。

1.またやりたくなる病
なぜでしょう・・・。走った後はもうやりたくないと思うのですが、1年経つとその苦しみも忘れてしまいます。
昔の記憶は実際より美化されるという話はよく聞きますが、人間の脳はどうなっているのでしょうか?
走っている時の苦しさがあっても、その時に得た達成感や充実感が「またやりたい」という気持ちを起こさせるのでしょう。

2.自分との戦い
一部のプロレベルの人は別として、一般の我々にとっては誰かに勝つことではなく、自分(のタイム)に勝つことです。
過去の反省や経験を生かし、少しでも自分が成長したことが分かれるのはうれしいものです。
もちろん日々の練習や心がけがあってのことです。

3.ちょっとした自己満足
「マラソンで完走した」と言うと、どちらかと言えば周りに応援してもらえ、時に尊敬されもします。
それだけでアスリートとして、平均よりもちょっと上を行っているのではないかという気分になります。
それでいいんです。そんな気持ちが自分に自信を付けさせてくれます。

4.マラソンの考え方はビジネス・人生にも必須(?)
マラソンをすることで下記のような資質が鍛えられることでしょう。

自己分析:
自分の実力を知り、絶対に無理をしないことが重要です。初めて走る人の大半にあることですが、ペース配分を適切にできないと途中で一気に足が止まってしまいます。かといって中途半端に体力を温存する必要もありません。
当日のコンディションを整えたり、実力以上のことを無理にやっても良い結果がうまれません。まずは自分を知ることでしょう。
できるだけ100%の力を出すことがポイントですが、とても難しいです・・。

独自性:
人に流されない。自分のペースを保つことです。
周りの人に抜かされて、あまりよい気分がしないものです。まだ元気のある前半では、どうしても周りのペースに流されがちです。それをグッとこらえて「自分は自分」と言い聞かせることが重要です。
前半に早いペースで走っていた人が、後半で疲れ切りダラダラ歩いている姿はよくある光景です。

戦略性:
マラソンで何も給水等せずに走り切る人はまずいないと思います。
給水所は、私を含めた素人にとって唯一の心のよりどころでありながら、危険な場所でもあります。
スタートが9,10時頃だとすると、選手レベル以外はゴールまで3、4時間以上。お昼の時間も走ることになります。後半の体が疲れた頃にクリームパンや小さなおにぎりが給水所に置いてあるわけです。
この時間帯は何を食べてもおいしいので、食べすぎは禁物です!
私が今まで見た中で一番危険なものは「アイスクリーム」でしょう。(大会によってメニューは異なります)
目の前のことに振り回されず、給水(食)をとる場所を決めておきましょう。

精神力:
特に体が動かなくなってくる最後のほうは「完走する」、「記録を伸ばす」といったモチベーションが自分を動かすことになります。
今まで、同窓会で飲み会をして早朝4時に家に帰ってほとんど寝ずにマラソン走ったり、前日にカプセルホテルに泊まったり、スタート時に雨が強く降っていたり・・、いろいろなマラソンにまつわる思い出があります。
スタート時点で最悪な状態ですが、そんな時もくじけずにがんばると以外に途中から調子がよくなってくるものです。

以上、興味のない方にはまったくどうでもいい話かもしれませんが、ご参考になりましたでしょうか。
経営者の方でもマラソンを走る方は多いようです。マラソンをすることで体力だけではなく、ビジネス力も鍛えられたら最高ですね。
そしてマラソンでは物足りなくなったらトライアスロンでしょうか?来年の夏あたりに参加する予定なので、その時にご報告します。

次回はまた別のテーマでお送りします。

2009年10月30日 自己啓発

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